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REDDとブラジルの森林保全(Part1)

スカンジナビアから戻ってきたばっかりパウロです。スカンジナビアといえば、積極的な民主主義、国際的なアクションを誇るデンマーク、スウェーデン、ノルウェーが思い浮かぶでしょう。また、スカンジナビアといえば、皆様が知っている通り、ポスト京都(京都議定書の有効期間が済んだ後、気候変動を防ぐためのルールやガイドライン)を決める国連の会議が12月にデンマークの美しい首都コペンハーゲンで行われます(COP-15=気候変動枠組条約第15回締約国会議)。

 

さて、COP-15で植林の保全に関する議論はどのようなものになるのでしょうか。

12年前のCOP-3で京都議定書が実施され、先進国は1990年に排出したCO2量を少なくとも5%削減することが義務付けられました。しかしこの間、世界全体のCO2排出量の20%を占める森林破壊に由来するCO2排出の問題への有効な解決策は講じられず、森林破壊の勢いが増してきました。そこで、森林の破壊、そしてその破壊に伴うCO2排出を削減するために、2007年インドネシアで開催されたCOP13REDDという仕組みが注目を浴び、正式に検討することが決まりました。そしてポスト京都の行方を占うCOP-15で、REDD中心的な話題の一つになるでしょう。

 

簡単に言うと、REDDReducing emission from deforestation and forest degradation in developing countries、途上国の森林減少・劣化に由来する排出量の削減活動)とは森林破壊によるCO2排出を削減するために、ファイナンシャル・インセンティブ(報奨金)を生かすメカニズムです。分かり辛いでしょう。。。言い換えれば、途上国は森林を保全するというコミットメントを行い、それらの約束を果たすために先進国から経済的な支援を貰います。それに対して、森林の保全で回避された排出量がカーボンクレジットになり、そのクレジットは先進国に属します。

 

じゃ、森林保全、そして地球温暖化問題防止にも重要な貢献を果たせるREDDはどうしてまだ普及していないのか?この仕組みは眉唾物なのか? 次回はREDDの特徴、課題について話しましょう。

2009.08.24

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ここでは、アマゾン・ジャングルに関する情報だけでなく、
環境問題や食糧問題、アマゾンを取り巻くさまざまな情報などを発信して行きます。

2009.07.13

Profile

Paulo Queiroz Sousa
Paulo Queiroz Sousa
1980年1月生まれ。サンパウロ市出身。
21歳の時に来日し、1年間大阪外国語大学で日本語を学ぶ。その後、仙台の東北大学へ。
現在は公益団体の理事として、自然保全という視点からブラジルと日本の関係を深めようと活動中。

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